最後の商売+昔のSSその12016-04-11 Mon 00:00
いよいよ最終日、3月31日を迎えた。
まずやるべきこと、それは「倉庫キャラの整理」。 元々メインの「MIRROR/G」のほかにも、2人の倉庫キャラを用意していた。 一人は本当に荷物持ち専門で、おそらく露店すらやらなかったので、とくに名前は出さない。ため込んだ資材を全部売り払い、装備をすべてひっぺがし、全装備と持ち金を倉庫に預けた上で、キャラごと削除。お疲れ様。 もうひとりは、「リインカーネーション」という女性キャラ。 彼女は最終日、塔周辺でずっとお洒落装備を1銅で販売させていたので、もしかしたら見かけた方もいるかもしれない。 一応、律儀にレベル20まで上げていたが、その後とくに冒険に旅立つこともなく、露天商としてちょくちょくログインはしていた。 さすがに彼女にも思い入れはあるので、お役御免ではあったがキャラは削除せずに残しておいた。長いことお疲れ様。 そんなこんなで、長年ずっと箪笥の肥やしにしていた「ファティマなりきりセット」だの「カーヤなりきりセット(ゴールド)」だの、あと名前は忘れたが学生服っぽいセット(生手が大人気だったヤツ)も売り払った。 残したのは、ギルハイパー、カイ、クーパ秘書、カンサ、クオックスだったかな? クオックスは結局最後まで装備するのを忘れていた。もったいない。 あと、テンガロンハットもダブってる黒以外は売れなかった。 「ヴィア テンガロン」とか、手に入れるのにメチャクチャ苦労したしね。たころぉんらいんのためにネカフェ行ったりとか。 そんなんで、仕事を適当に切り上げ、晩飯を買いつつ家には19時着。 そして、最後の5時間を迎える。 さて、これだけじゃ何なので、昔のスクショを少し貼ってみます。 もう名前伏せなくてもいいと思うので、名前にモザイクかけてません。 ![]() これはわりと初期のログイン画面。 けっこう地味。 ![]() 機能テスト最終日、シルバーファングが大量に沸いたときのスクショ。 エモート等のアイコンがモノクロで地味なのは機能テストの時だけだったかな? ![]() 機能テスト最終日の座談会。 ギンコーとカネモティは、最終日にだけ出現した話しかけるだけでお金がもらえるNPC。 スポンサーサイト
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デイリーガチャ大回転2016-04-05 Tue 23:59
最後の定期メンテナンスである、3月30日のメンテ明け。
最終日のイベント内容が告知されると共に、「デイリーガチャ」で花火砲が必ずもらえる、という告知もされた。 じつはデイリーガチャについて、なんとなく存在だけは聞いていたが、どこで回せるのかをまったく知らなかった。 場所を教えられてようやくわかったが、今まで広告バナーが表示されていたような位置だったので、まったく気づかなかったのだ。 終盤はデイリーガチャで必ず「邪神の間の鍵」が1個手に入っていたが、さらに3月30日以降は何らかの花火砲が100発単位でもらえる。しかも、ガチャを回せる回数が1日1回から10回に拡張されたのだ。 そもそもが無料ガチャなので、遠慮無く回してみると。 「良さそうな鍵です。」ってセリフが当たりとか、そんな都市伝説あったなー。 でもって、出てきたのは…… ところでこのガチャ、明らかに1日10回以上回せるんですけど…? 無限に回せたかどうかはわからないが、花火砲がアホみたいに手に入ってしまった。 |
追憶のメロディ2016-04-03 Sun 23:59
レベルを120にしてもらい、塔の60階にも行ってみたが、せっかくなので今まで行けなかったところに行ってみたい。
となると、ここしかないだろう。 機能テストの段階から、ラジャフの南西にある離れ小島と、その先の道らしき場所。 この先にはいつか行けるだろう、とは思っていたが、そこに行けるようになった頃にはすでにこのゲームから離れて久しかった。 推奨レベルが92以上だが、今ならそれは何の障壁にもならない。 ここは後発らしく、Wiki情報をありがたく利用させてもらい突破した次第。 さて、死の砂漠を突破した先は、冥府の世界。 このへんは原作『ザ ブルークリスタルロッド』における構成と同じ、はず。死の砂漠の前に姉妹が居たり、石の門を潜ると坂道があったり、とかは原作通りの展開だしね。 で、雑魚をやり過ごしつつ(アクティブじゃないので助かった)、のんびり坂道を下り、 この時、流れるメロディ。 衝撃を受けた。 さっきも書いたが、原作となる『ザ ブルークリスタルロッド』では死の砂漠の果てに冥府がある。そこは死者の世界、亡者がいたり、ギルが倒したドルアーガもいたりする(時系列的にPoGの後の物語なので)。 そして、ここにはギルの亡き父にしてバビリムの前王・マーダックもいる。 この世界の根底に流れる物語「バビロニアン・キャッスル・サーガ」。 それには序章として、バビリムが隣国スーマール帝国に攻めこまれ、マーダック王は殺害され、ギルも囚われの身となった――という話があった。 まだギルが“救いの騎士”となる前の話。 メスラム大門の前にて、『ザ ブルークリスタルロッド』で死んだマーダックと冥府で再会したときの曲が、流れてきたのだ。 これが心に響かないはずないだろう。 まったくもって、PoGの楽曲は本当にやってくれる。 本当はメスラム大門を開き、ギエナの原を通ってニアバーナへ、そして降魔殿へ――と進みたかったのだが、生憎とこの大門を開くにはクエアイテムが20個必要とのことで、まったく時間が足りずに断念。 見たかったな、この先を。 |
2016年3月26日2016-04-02 Sat 22:30
話は少し前に遡りつつ。 ちょっと前のブログの最新記事が2013年で、結局は、その後もほとんどログインしていなかった。 やっぱり嗜虐的なレベル上げについて行けなかったというのが、一番大きなところではあるが、でもそれも数ある理由のひとつでしかない。 終了が決まってしまった今、もうその理由はどうでもよくなって、名残惜しさに少しでも景色を目に焼き付けておくのみ。 しかし、訪れたのがあまりに久しぶりすぎて、 ぜんぜん見知らぬ光景に驚くことしきり。 あと、せっかくレベル120にしてもらったので、道中のザコも苦も無く狩れることだし、ちょっとうろついてみようと思ったけど。 エルブルズの奥に行ったら、人がいたので退散。 トゥルーオレンジとか、結局一度もご対面できなかったなぁ。 |
60階の夢と現実2016-03-30 Wed 12:00
8年前。正確には、8年半前か。
その頃、俺はまだ独り暮らしだったし、仕事もなかった。 『ドルアーガの塔』のアニメとネトゲが始まる、ということで、一も二もなく機能テストに応募し、登録された。程なくして仕事は見つかるが、まだ数日後のそんな未来も知らない頃。 事前情報から憶測を膨らませ、必死にギルに似せたキャラを作り、初めてラジャフに降り立ったときの感慨。 ああ、『ザ ブルークリスタルロッド』の世界に俺は来たんだ、という実感。 そして拙い足取りで塔に挑んだ記憶。 自分のレベルの半分までフロアを登ることができる、というシステムに、「60階はレベル120かぁ、いつ行けるんだろうね」と笑い合った。 そこに何があるんだろう、そこで何を見るんだろう、という未知への感慨を抱いて。 それから8年。 (ネタバレ防止のため折りたたみます) ![]() |